本当は教えたくないんですけど、アド街でも取り上げられてしまったことですし、お客さんが増えたほうがお店のためでもありますし、しょうがないので紹介します。
そんな秘密にしておきたいくらい美味しい名店が、ここ「468」。なんて読むと思いますか?・・・実はヨーロッパと読むんです。茶目っ気のある名前です。
ヨーロッパという名前ではありますが、フレンチでもイタリアンでもドイツ料理でもありません。なんと小料理もお得意なお寿司屋さんなのです。見た目はまさに浅草によくある感じの小料理屋という雰囲気。パッと見はぜんぜんシャレている感じはなく、むしろ地元のおじさんが集まっていそうな見た目です。
でも1歩中に入ると、すごく清潔なカウンターの空間が広がっています。
白いボードに手書で書かれたその日出せるメニューが張られていて、鯖寿司、巻寿司、はこ寿司、鉄火巻、そしてからすみやあんきも、おひたし、出汁巻卵やお作り、蚊もロースといったメニューが並びます。
お寿司やさんと言いましたが、「ひかりものとまぐろ適当に握ってね!」みたいなすし屋ではないのです。
ここの名物料理が、「穴子棒寿司」。
お土産にすると、笹の葉で包まれたものが出てきます。中からは10等分くらいにされた棒寿司が。穴子の棒寿司だと甘めのタレがとろっとかかったものが多いですが、こちは身が上になり、ハモのように細かく包丁が入れられた蒸されたもの。甘いタレではなく、穴子そのままの香ばしい味です。穴子ってこんな美味しかったのかとびっくりします。
この、「穴子棒寿司」、お店で食べなくても、お持ち帰りだけやってもらえるので、お土産にぴったりなんです。ハーフサイズで1575円、フルサイズで3,150円。グルメな方へのお土産や、家に呼ばれた場合の手土産など、ちょっと自慢できるお土産です。
468 (ヨーロッパ)
東京都台東区西浅草3-23-14
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